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2014/8/17(日) コミックマーケット86 3日目に出展される 07th Expansion さんが頒布される「ひぐらしのなく頃に 奉」では、過去のシリーズ全作をとりまとめ再収録されています。

その中のいわゆる旧原作の出題編部分で、ありがたいことに10年経った今回も僕の曲を15曲ほど使っていただいています。
原作公開前後はこちらが長期出張中だったこともあり音源提供を全くサポートできず、不躾ながらサイト上で配布していた MIDI ファイルから音源を起こして収録いただいたという経緯もありましたが、今回の機会に全曲を2009年~2014年に新録・リマスターした音源に差し替えていただきました。

その後、2009年には「ひぐらしのなく頃に」のフランス語版 “Le sanglot des cigales” への曲提供のお話があり、その際に一度音源を作り直した作業がありました。

しかしまた5年が経つと、粗も見えてきたり音の好みが変わっていたりするもので、今回も結局全部の音源に何らかの形で手を入れた形とさせていただくようお願いしています。


曲名/ファイル名 状態
Dancers #1 2009年録音、2014年リズムトラックを新録音に差し替え+リマスター
Dancers #5 2009年録音、2014年リマスター
Dancers #7 2009年録音のパッドの一部を使用、2014年に大部分を新録音に差し替え+リマスター
Dawn 2009年録音、2014年リマスター
Days of children #3 2009年録音、2014年リマスター
Fascism 2009年録音、2014年リマスター
Gear 2009年録音、2014年リマスター
Lie-lies lies-lie 2009年録音、2014年リマスター
Meditation #1 2009年録音、2014年リマスター
Rainy days 2014年新録音
Snow #3 “First snow” 2009年録音、2014年リマスター
Snow #4 “Frozen to death” 2009年録音、2014年リミックス+リマスター
Sunrise 2009年録音、2014年リマスター (曲のテンポや伴奏がわずかに変わっています)
Tell a thing 2014年新録音
Theme of owner 2009年録音、2014年リマスター

今では絶対に使わないような音の組み合わせを使っていて、なぜこんなに調整しづらい作りなのだろうかと思うことが何度もありました(Meditation #1 などは、ちょっとどうかしています)。

雰囲気はなるべく変わらないように注意して作業しましたが、それでも音色が違うのでいくつかの曲を別物と感じられる方もあるかもしれません。

ともあれ、この辺りの曲を録音しなおすのも今回が最後ではないかと思いますので、作品の雰囲気を作る一助となり、手に取られる皆様のお気に召しましたら幸いです。


07th Expansion 様公式: 07th Expansion

07th Expansion 様特設サイト: 「ひぐらしのなく頃に 奉」

普段は年甲斐もなく派手な頭に柄のよろしくない服を着ている。それなのに、今年は春にフォーマルウェアをオーダーしてからというもの、ほぼ毎月と言っていいほどやたらとスーツ屋に通わざるを得ない事態が続き、顔を覚えられてしまった。

去年の松の内に友人が世を去り、秋によくしていただいた先輩が突然死されてしまい、今月は後輩が過日亡くなっていたことを聞き及び、今日弔問に伺った。

子供のころにイメージしていた30代半ばは、これほど弔事が多いものではなかった。けれど、今の世の中、会社に勤めていても事業をやっていたとしても、働いている者は金回りの中心にいる誰かの作った仕組みの燃料なのだと思う。身の回りでは文字通り命を削って燃やし続けて、早くに燃え尽きてしまったり、ふとした風で立ち消えてしまったりしている人を大勢見てきた。

七年前の今頃以来、順序に理不尽を感じることこそあれ、こういう残酷なことが当たり前に転がっているのが世の理だと諦めてしまうようになった。涙の出る量は減ったかもしれないけれど身体にダメージが蓄積していくのを感じる。それでもなお、残された者は自分なりに精一杯生きねば。無論、彼ら彼女らは自分たちみたいに無理はし過ぎるなと言うだろうから、心身がともに健康である範囲で。

僕の葬儀で、そんなに年老いていない僕は青白い顔で花に埋まっていた。

そんな僕の遺体の傍らに立つ僕自身が、白い衣に包まれた骸の肩を軽く叩き、「もう頑張らなくていいよ、人生上手く行かなかったけれど、次に未来か過去かどこかに何かで生まれ変わったら、その時に上手くやればいいよ、仕方ないよ」と語りかけていた。

もう頑張りたくても頑張れないのに何を言っているんだろうと、第三者の視点から呆れるばかりだった。
もはやさして問題ではないのだけれど。

年明け早々、旧友が亡くなったことを知った。
直接連絡が届く前にネットのニュースで見たので驚き、何かの間違いではないかと思ったが、テレビ各局のニュースや全国紙でも一様に同じ内容の報道があった。

とても混乱した。
彼の名前と死という言葉が現実のものとして結びつくまでに時間がかかった。

悲しいというよりも残念で、悔しいという感情が先に出てきた。きっと彼は、君の見える範囲だけが全てじゃない、と言うのだろうけれど。
あれだけ自分自身も音楽のことも客観視できる人が、これからの商業音楽をどうしていくのか見てみたかった。


僕から見ると、彼を挟んで向こう側にいた中原健太郎さんが追悼文を書かれていた。
STUDIO KENT2.0 – 見えない星
時期は違うのかも知れないけれど、あまりにも思い出が似通っていて驚いた。僕の感じたことはそこにほぼ書かれてしまっていた。きっと近しい人はみんな同じように感じているのだろう。僕も京都で、彼と2人でストリートライブをしたことがあったのを覚えている。何かに出すデモでいつもと違うインスピレーションがほしいからと、夜中に突然ギターを弾きに来てくれということで朝まで付き合ったこともあった。おごるぜと言ってくれて適当に入った寿司屋があまりにまずくて爆笑したとか、変なことばかり思い出してしまう。

このブログでも、2004年2008年に、わずかながら彼の事を書いていた。
思い返すに、今につながる僕の交友関係の多くを橋渡ししてくれたのは彼を含むその周りの人脈だったし、今の働き方を選んだ判断も彼との出会いなしではありえなかった。

彼と知り合った頃の僕は誤解とトラブルが元でバンドを辞めたばかりで、それまでに知り合った音楽関係者とは縁を切ってしまっていた。学生生活もプライベートの人間関係もズタズタだった。どういった切っ掛けだったかはもう忘れてしまったけれど、彼と彼の友人が作曲サークルに紹介してくれたので、新たに尊敬する先輩や志を同じくする仲間と出会うことができた。

また、自宅であれほどレコーディング機材を揃えている同世代の人を、当時の僕は他に知らなかった。あれほどに細かく編集作業をする人も知らず、単にプレイヤーとしての経験しかなかった僕は、初めて音楽で食べていくために必要な覚悟を知った。彼の近くにいると自分の創作活動の意欲も増したけれど、彼と僕の間に才能にも気合いにも大きな差があることはすぐにわかった。そして彼ほどの人でも苦労の続く仕事を、自分のような半端者が専業でやるのは無茶では? と感じるようにすらなった。多分彼がいなければ、僕は井の中の蛙のままだったと思うけれど、結局二足の草鞋を履いて、軸足ではない方に音楽を置くことを選んだ。僕は昔からノイジーなギターが渦巻く耳障りな音楽が好きで、人の苦しみを歌った曲ばかり作っていた。この方面でなら曲はすばやくたくさん書ける。ただ、自分にはそれだけだ。自分の得意な方面の楽曲を求めるコンペはあるだろうか? どんなオーダーでもある程度以上のクオリティの曲を常に迅速に作り続けられるか? つまりはそういうことだ。

それから何年か後に、彼が僕のことを本気か冗談半分でか「スーパーソングライター」と呼んだことがあった。(その後 mixi の紹介文でまでそんなことを書いていた)
どういう意味だと尋ねたら、「僕はバラードが得意な作家を自認している。例えば暗く激しいアップテンポの曲を作ったら君には敵わないと思う。君は得意とするジャンルではそれだけの才能があるけれど、専業で音楽の道を選ばなかったのは君なりのバランス感覚なんだろうね」みたいなことを言われた。そのバランス感覚がスーパーだと。歳は1つしか違わないのになぜそんなに的確に見抜けるんだろう。たまに腹が立つこともあったけれど、そうやって何度も核心を突くような示唆をもらえたことは幸せだった。

最後に会った時にも、彼は突然「なんか顔が曲がりすぎじゃない?」と核心を突いてきた。
そう言えば最近口が開きにくいし、声があまり出ない日があるし、時々手がしびれてピックを落とすことがあると答えたら、彼はいつもと違う深刻な口調で、病院に行ってちゃんと診てもらって治療すべきだと何度も言った。後日病院行ったかと確認までしてくれた。実際に僕の肩から上はそれなりに大変なことになっていて、それから3箇所の病院に合計40回以上通い続ける羽目になった。2回の手術入院と術後治療を経て、今度の春頃にようやく完治しそうというところまでやっとこぎつけたところだった。治してみてわかったのだけれど、右目は開きにくく、右耳の音の聴こえ方がかなり変で、右手の握力も半分以下になっていた。なぜそんなに強く治療を薦めたのかを後で尋ねたところ、彼も身体の調子が悪く、一度療養のために東京を離れたりもしていたからだったということだった。僕らは歳を取ったし身体も壊れていてあの頃のように無理は利かないんだな、まあぼちぼちやってこうやと話したのを覚えている。手遅れになる前に指摘してくれたことは本当に感謝するばかり。

もったいない事に、15年前に京都で知り合ってから同じ時期に上京したあたりまでは飽きるほどに連絡を取っていたのに、同じ関東にいるのにこの10年ではたった数回しか実際には会っていない。僕の仕事が時間制約が厳しく、誘われても何度か断ることを繰り返した後に、更に忙しいであろう彼に僕の立場から声をかけることについて変な遠慮もあった。彼のアーティスト呑みに参加できる実績もないし、僕が家族を持ったということもある。最初にインターネット経由で知り合ったのでネットで連絡するだけでも違和感は全くなかった。

それでも、今更だけれど、用事を作ってでも会っておくべきだった。「手探りでもいい 生きていけばいいんだ」「唇に歌を絶やさずに微笑んで生きればいいんだよ」と、強く背中を押してくれる人が言葉どおりに強いとは限らない。自らを鼓舞していたのかも知れない。結局、直近の元旦には、気付くことができなかった。僕は彼にいくつの気付きをおくることができていたんだろうか。

残念で悔しくて、悲しい。


以下、私信です。

Dawnの帯の受け売りだけど、「生きるということは、絶えず自分の場所を確かめながら自分を表現していくこと」。最後に確かめた結果が、今回の表現だったのかな。そりゃこれから先なんて見えないし、生産性もこれからは下がってしまうだろうから、冷徹に経済合理性だけを考えたら長生きすることがリスクになる分岐点は確かにある。でも、結局どうだったのかは今も僕にはわからない。

いつか追いつけると思って、同じ方向に走ったり別の山を目指したり転んだり起き上がったりしていたけれど、結局追いつけないまま何も見せられないままだった。持たざる者としては、せめて自己紹介で「自分は○○である」と臆面もなく言えるくらいに、自分の在りようを定義できるようになってから死にたい。

蝉の人生だとしても、格好悪いことでも板につくまで、それまでは文字通り死に物狂いで走るので、どうか見守ってやってください。生前は世話になるだけなって恩返しもできなかったけれど、あまりお礼も言えなかったけれど、本当にどうもありがとう。今はどうか、心安らかに。

明朝からまた入院してきます。17日にまた全身麻酔でプレート取り外しなどの手術を受ける予定です。今回は無事手術が終われば、退院は来週で年末には運動もできるようでだいぶ短い入院になります。 いい加減周囲への不健康の押し売りは捨てねばなりません。ご心配ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。

他でも告知していましたが改めて。

音楽同人即売会 M3-2011秋 にて「音屋FES」名義で頒布されるCD「音屋FES祭-Matsuri-」に新録楽曲で参加させていただくことになりました。

参加名義の「音屋FES」とは、WEB上で長らく音楽素材の配布を行ってきた音楽素材屋による、音楽素材界隈を盛り立てようとするイベント、は普段素材を利用してくれている方へ向けた感謝祭としての活動をする際の団体名です。今回は27名参加の27曲オムニバスインストCDの頒布を行います。(CD-RではなくブックレットもあるプレスCDです)

全員が別々の「祭」をテーマに今回向けに新録しています。それこそ本職の方も多数参加しておられるので、なかなかすごいものが上がってきているようです。よろしければイベントにご来場いただき、試聴だけでもしていただければと思います。

●音屋FES 祭-Matsuri- 公式サイト

http://www.otoyafes.com/

●イベント概要

【 名 称 】 M3-2011秋<第28回即売会>

【開催日時】 2011年10月30日(日) 11:30~16:00(予定)

【 会 場 】 東京流通センター(TRC)第1展示場、第2展示場

【 内 容 】 自主制作の音楽/映像作品/音響/サウンドコラージュ/放送劇/同人ソフト等の即売会(CD試聴スペース、映像上映スペース、企業スペース併催)

【入 場 料】 1,000円(予定:カタログ代含む)

※ただし企業スペースは入場無料です

【 URL 】 http://www.m3net.jp/
なお、古巣の吉田音楽製作所もサークル参加するようで、詳細が近日中には公式サイトに出るのではないかと思います。併せてご覧いただけますと幸いです。

http://kitchon.web.infoseek.co.jp/

災害の全容もまだ見えない状況ですが、各所で持ち場を必死に守ってくださっている方の多い中恐縮です。今週から休職しています。

計画停電の影響も気になるところではありますが、明朝より予定通り横浜労災病院に入院します。次にお会いする時には顔の形が違いますが、なるべく驚かれないようあらかじめお心積もり頂ければと思います。

17日手術で、無事手術が終われば、退院は月末頃、通院療養後の復職は4月中、一般的な食事が出来るのは3ヶ月後、激しい運動等は半年後を見込んでいます。

その後もまだ術後矯正やボルト取り外し手術などまだ当分長丁場ですが、頑張ってこようと思います。

毎年年初に考えたことは実現できていないが今年はどうだったか。

  • 5kg痩せる
    →夏頃から体調を崩して一旦2kg痩せたが、運動がまともに出来なくなったので2kgほど太った。論外。
  • 治療優先
    →顎の治療は順調に進捗し、手術の日程も決まった。しかし、8月に頭を強打して脳神経外科に通ったり、人間ドックで胃に影が映って胃カメラ→萎縮性胃炎+ピロリ菌こんにちはで更にお金がかかり、予想よりも何十万か余分に医療費がかかった。
  • 急な収入減への備え
    →労組のない会社にいるので、給与体系が変わり月額ベースで4~5万削られる事を誰も止められない。
    →残業増加で補っているが、残業禁止や一時帰休となった場合に埋め合わせができないので、就業規則の副業禁止規定に抵触しない範囲で安定した収入補填の手段を確保する。
    →実際に残業禁止を食らって、家計が自分の稼ぎだけでは暮らせなくなってしまった。
    →予想していたこととは言え、月に何度も病院に通っていて勤怠がよくないということで、7月からの残業禁止(帰りは遅いのに)で手取りが半分以下にまで落ち込んだ。半分以上残業代に頼ってた今までがどうよという話ではあるが。

その他まとめて。

  • 年末にはクレジットカードが大規模情報流出に巻き込まれ、一体型銀行クレジットカードだったので、銀行口座とまとめて封鎖など、金融的にはつくづくついていない一年だった。
  • 6月に京都でライブ、8月には新婚旅行に行けてなかったので始めて夫婦で旅行したりとかもあったけれど、総括すると後半にかけて何もかも破綻していくような一年でありました。

今年作ったもの

来年はとりあえず3月に入院して手術、その後7月かその辺りまではまともに物も食えず治療に専念することとなるので、仕事で昇進とか経済状況がよくなる見込みはまずなし。また来年も我慢することになるのだろうと思います。自己責任の世の中なので仕方ないとは思います。


最後の買い出しと用事を済ませたら、カウントダウンライブで年越しに。

再来年、2012年こそはいいことでもありますように。

また自作ファズ日記です。

前に作ったファズ Really Nice Guy は奇妙すぎたからか、あまり大勢の人がほしいとは言ってくれませんでした。

自分では気に入っていてもそれはちょっと寂しい話なので、前回よりも普通の音楽に使えるようなファズを作ろうと思いました。

今回のテーマはこんな感じです。

  1. 1. ピーピーキャーキャー言うオクターブファズとモーモー言うブーミーなファズをスイッチで切り替えられる
  2. 2. ペダルのゲインやギターのボリュームを絞れば鈴鳴りクリーン程度まで歪みを押さえられる
  3. 3. ブースターとして使った場合、アンプがぶっ飛ぶくらいのブーストができる
  4. 4. リードを弾いたら、オクターブファズのアッパーオクターブ音がハイポジションではそれなりに満遍なく出る
  5. 5. オクターブファズモードでコードストロークをしたら、ブチブチと、ぐっちゃぐちゃに飛び散るような暴虐な音が鳴る

検討の結果、こんなペダルが出来ました。

FET+ゲルマニウムトランジスタ+シリコントランジスタの3石ファズです。

変なクリップをさせるためにダイオードを5個(シリコン×3、ゲルマニウムとLED1個ずつ)も使っています。


◆アルペジオとコードストロークのデモ


◆リードトーンのデモ


いかがなものでしょうか。

正式名称はまだありません。

ご感想頂けると喜びます。

しつこく自作ファズ日記です。

今までは、内部のスイッチで切り替えできるダイオードをオフの状態で出せる3種類の音を使っていました。

今日のはダイオードをオンにして使っているので、また別の3種類のサウンド(ノイズ)を切り替えられます。

なんか英語でしゃべってるのは、この手のが好きな人ばかりが集まっている外国のエフェクター改造フォーラムでの質問に対する返事なのであまり気にしないでください。


このペダルの動画シリーズはこれでとりあえず終わりです。

もしこんなエフェクターがほしい人がいたらお声がけください。

昨日の動画で使いこなすのが難しそうと言われたので、音程のある曲っぽいものを演奏してみました。一応それっぽくはなってます。

ChapterhouseのTシャツを着ているのにシューゲイズせずに、Radioheadのあの曲のイントロっぽいフレーズです。

動画の最後は特に曲ではない何かを単音弾きしてますが、あまり気にしないでください。

これも昨日のと同じ3種類の音色を使っているので、残り3個はまた次回。

多幸感なんか何も作れなくていいけれど、それこそ餞か弔いか、世界の終わりか何かを醸しだせたら、それもまた自分の生き方と社会に対する爪痕としてよいのではないでしょうか。

一体どんな音楽に使うのが適しているのかわからないような、どこか遠くの方でギターは弾いているようだがほとんどノイズしか聞こえない、弾いたのと関係のない音程が色々と鳴るエフェクターを作りたいと思いました。

数年前、Doug Deeper という異才が mid-fi electronics というハンドメイドエフェクターブランドを立ち上げました。

かつてはそこに Random Number Generator という、ノイズ・ランダムアルペジオ・ファズとしか言いようのない、不可思議なエフェクターがありましたが、だいぶ前に廃番になり入手が出来なくなってしまいました。

今回は作者の好意でご提供いただいた回路図を参考に、独自のノイズジェネレータを複数盛り込み、RNGの頭文字を頂いて Really Nice Guy という名前のエフェクターとしました。

まだ自分自身使いこなせていませんが、6系統の音色が出るうちの、前半3系統を使った試奏動画を作ってみました。

残り半分の音色を使うよう切り替えるには裏ぶたを開ける必要があるので、また別の機会に作ろうと思います。

今週末20日(日)に京大・吉田寮で古巣のサークルが主催するライブに出させてもらいます。

なんと五年ぶりです。

「餞(ハナムケ)」という名義で、長年ギターボーカルの相方だった元運輸大尽氏と二人で、出演は14時50分からの予定です。

フォークソングを抽象的に再解釈し、分解して寄せ集めたような曲をやります。

500キロ向こうに住んでいる上に予定外のトラブルが重なり、新曲と新アレンジばかりなのにまだ一度も合わせてないというかつてない無謀なチャレンジですが、会場にもお客様にも失礼のないよう、何とかなると信じて頑張ります。

よろしくお願いします。

先日色々機材処分と言っていた件ですが、次のように譲り先が決まったので、後ほど個別に連絡します。


譲り先が決まったもの

  • BOSS DD-5 Digital Delay + FS-5U Foot-SW + 30cmケーブル
  • BOSS CS-3 Compression Sustainer
  • YAMAHA DX7 (初代)
  • BOSS FZ-2 Hyper Fuzz
  • MOTU Micro Express

【希望者なし】

  • Roger Mayer VOODOO-BASS (現行版)
  • Danelectro Free Speech (トーキングモジュレーター+マイク+ホース)
  • Danelectro Spring King (バネの入ったスプリングリバーブ)

この辺はそのうちオークションか何かで売るか、誰かうちに来た人とかに気が向いたときにあげるかも知れません。

最近はこのエフェクタービルダーが作る下品な音がするペダルが好きで、ブランドのサイトで流れているこの動画をつい何度も見てしまう。


それはさておき、持っていても一年間で一度も使わなくなった機材は有効に使ってくれる人に譲るべきだと思うので、次の機材を放出します。twitterでだいぶ前に募集をかけたのですが、見ていない人が多かったようで反応が薄く、こちらと mixi でも並行して募集します。欲しい方はコメントに書いてください。いつどうやって渡すかもその時にでも。かぶった場合は応相談とさせてください。


◆BOSS DD-5 Digital Delay + FS-5U Foot-SW + 30cmケーブル

(売ります: 4000円~)

BOSSのデジタルディレイ。

15年くらい前に買ってから今までボードから外れた事がありませんでしたが、今更アナログディレイに目覚めたので放出します。

長年使ったので塗装には傷がありますが、機能には問題ありません。

タップテンポ入力用のアンラッチ型フットスイッチと接続ケーブルもつけます。共に裏にマジックテープがついています。

これだけ twitter で反応があり、欲しい人がいなければ、@enk_enk 氏に行きます。


◆BOSS CS-3 Compression Sustainer

(売ります: 2000円~)

BOSSのコンプレッサー。若干傷あります。

同じく15年くらい前に買い、7年前以降は演奏スタイルが変わって全然使わなくなったので、必要な人に譲ります。

レコーディングには向かないのでライブでカッティングを多用する人に。


◆BOSS FZ-2 Hyper Fuzz

(あげます)

BOSSの2モードファズ。若干傷あります。

ここ数年色々とファズを収集し自分でも作るようになったので、数年間使いませんでした。元々サークルの友人から11年前にもらったものなので、必要な人に差し上げます。

しかし、こんな音のファズはここ15年他にはないし、同じBOSSでも現行品とはまるで違う。60年代からの日本のグループサウンズ、特捜最前線のオープニングで流れているようなクレイジーな音がする。


◆MOTU Micro Express

(あげました)

4in6outのMIDI I/F。PC Mac兼用。当時39800円も出して買ったんですが、I/Fがパラレル接続なので使うにも難しい機材です。

私信: Uhlanな人にあげる事にしましたが、添付CD-ROMが見つからないのでもう少し待ってください。


◆YAMAHA DX7 (初代)

(売ります: 5000円~)

今FM音源で音作りする時間が取れず、全然弾いてないので。

鍵盤が絶妙なタッチなので、61鍵のマスターキーボード・MIDI鍵盤としては十分使えると思います。


◆Roger Mayer VOODOO-BASS (現行版)

(売ります: 10000円~)

ベース用ディストーション。亀田誠治先生のあれの次の世代のモデルです。微妙にガリが出てますが使ってるうちに直るくらいだと思います。

気に入ってるペダルですが、最近ベースを弾く機会が減ってしまい、もったいないので頻繁に使ってくれる人がいれば譲ります。


◆売ろうかどうしようか迷っているもの

使用頻度が低いけれど手放すほどでもない、どうしようか迷っている機材が幾つかあるので、長期間借りて使ってみたいとか、○○円出すから売ってくれとかありましたら教えてください。

・Danelectro Free Speech (トーキングモジュレーター+マイク+ホース)

・Danelectro Spring King (バネの入ったスプリングリバーブ)


細かいことは応相談で、よろしくお願いします。

今年の目標を簡潔に。

  • 5kg痩せる
    睡眠の時間と質に難があるため、代謝機能が劣化して非アルコール性の脂肪肝との診断を受けた。まずは痩せるべき。
  • 治療優先
    顎の骨格治療を終わらせない事には次のアクションが取れないので、まずは治療に費用と時間を投入する。
  • 急な収入減への備え
    労組のない会社にいるので、給与体系が変わり月額ベースで4~5万削られる事を誰も止められない。今は残業増加で補っているが、残業禁止や一時帰休となった場合に埋め合わせができないので、就業規則の副業禁止規定に抵触しない範囲で安定した収入補填の手段を確保する。</li

まとめると節制・我慢の年にしようということで、今年もよろしくお願いします。

毎年年初に考えたことは概ね実現できていないが今年はどうだったか。

  • 顎関節症を治す
    → 関節は治った。顎変形症の手術準備に入った。
  • 転職して年収を増やす
    → 顎の治療を優先したので中止した。
  • 体重を60kg未満に落とす
    → 3kg増えた。論外。
  • 音楽関係のアウトプットを増やす
    → フランスで曲の利用があって多少なりとも収入があった。機材を大幅に更新して出せる音の質が相当に上がり、幅も広がった。演奏は相変わらず下手なので、せめて練習できる時間を作りたい。

今年は去年にも増して好き勝手にやらせてもらったので妻に感謝すべきだと思っています。両親からは未だに確固たる自分がないとか生活基盤がないとか、人生に対する覚悟が足りないとか言われますが、職場から評価されないあたりからして自分は所詮その程度の人間だと思っているので、世代間格差だということで受け入れてもらう他はないでしょう。

いい加減、何か形にして結果を出さないと単なる無駄な足掻きなわけで、もうそんな時間はあまりないのはわかっています。

そういう意味でも、9年ぶりに参加したアヴァ労セッションは、ここ9年の自分の変化を総括し、わだかまりを耳鳴りに換えて忘れるよい機会でした。

来年からはもう少し取捨選択をきちんとして、優先順位の高いことをやりたい事よりも優先して、例の座右の銘「権利を主張する前に義務を果たせ」を地で行く堅実な生き方を目指そうと思います。

寒い日が続きますが、皆様健康に留意され、よいお年をお迎えください。

吹奏楽連盟会報「すいそうがく」182号、

2010年度吹奏楽コンクール課題曲V 「吹奏楽のためのスケルツォ 第2番《夏》」 作曲者 鹿野草平氏自らの曲紹介から抜粋。


・インスパイヤされた作品について

冒頭から練習番号[9]の1小節前は、近年流行の「電波ソング」と呼ばれるヴォーカル作品、特に2007年の神前暁氏の制作による4人の女声のための作品を、自分の音楽によって翻訳したつもりである。

これは……!

課題曲なのにスネア以外のありとあらゆる打楽器勢揃い+フルのドラムセットという編成も目を引く。暴力的な程の激しい曲想だとも聞く、何かしら凄そうな曲。譜面を見てみたい。


とりあえず、これを機会に神前さんに課題曲の委嘱フラグが立てばよいなと思いました。

所帯持ち実質初年度の32歳は、長年使ったものや部屋の什器が次々と壊れたので総入れ替えした一年だった。

それを当て込んで物欲に走りすぎ、買い替えとは言え年間の合計では二十万円を越える額の音楽機材を新調してしまった。

部屋の中で13万円見つかったり、「ひぐらしのなく頃に」フランス語版発売によって久しぶりにロイヤリティが入ったりと収入はあったものの、これだけ揃えて使わないのも愚かしい。

毎年言っている気はするものの、33歳の間にはまともな音源制作とライブをやれるようにします。テケ氏にも声をかけてもらったので今度こそは。

あとは、今週末から始まる歯の矯正がどれだけ費用がかかりどれだけ痛みがあるか。そしていつ顎を一旦切り離す手術になるのか。

相変わらず何があるかわからないので、60kgを目指してダイエットしつつ、無駄遣いはせず日々節制して時間を最大限に有効活用していこうと思います。

先日の 1USD=88JPY の時期に乗じて、かねてから欲しい欲しいと言っていた2つのエフェクターを米国業者から直輸入で購入した。

  • Electro-Harmonix Stereo Memory Man with Hazarai
    多機能デジタルディレイ+30秒ルーパー
  • Blackout Effectors Whetstone Analog Phaser
    変態的な超多機能アナログフェイザー

日本ではそれぞれ税込定価が5万円強+4万円強のところ、ルイジアナから送料込で499.95ドル。あわせて4万5千円程度で、しかも注文して4日目に届いた。

英語でのやり取りと英語の説明書が苦にならなければ日本の変な通販を使うより安心だしで安くつく。

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自分が女性に求めることというのが非常に限られたシチュエーションで、

  • アホ可愛い子に
  • 理不尽か無意味か、何かやってて恥ずかしいことかをお願いして
  • 呆れたり赤面したりしながら
  • 「しょうがないなあ」とか言ってやってもらえる

というもので、これって結局被承認欲なんだろうなと思った。

「他の人のためには絶対やらないんだけど」とか言ってもらえるとさらに喜ばしい辺りからもそう思う。

他で被承認欲が満たされない人生なので、そこに逃げ込んでいると考えられなくもない。けれど、承認されるかどうかは周りとのゼロサムゲームなので、日本人として表出させることが奥ゆかしいこととはされていない被承認欲を、そこでだけ出しているのかもしれない。

何でもいいけれど、社会の全員が普段の人間関係で、お互いもっとガードを下げて深入りするようになったら、そこらじゅうにコミューンができて深みにはまったりして、みんなもっと熱い人生を送れるのじゃないかと思った。

今月頭から作り始めたボードが完成した。

  1. 右下から入力
  2. 2. FUZZ 2種類を切り替えるA/Bループ経由
  3. 3. 中央のラインセレクタに入る
  4. 4. メインの歪み2種類 (PD-01またはGov'nor)のいずれかを切り替えて使用
  5. 5. TrueBypassではないワウとディストーションのラインをループに入れて使用
  6. 6. モジュレーション系3つをループに入れて使用
  7. 7. 紫のケーブルで空間系のボードへ脱出

頑張ったところ

  • 何とか適当な材料で丈夫なボードができた(材料費数千円)
  • BF-2は自分なりに改造して組み込みうまく動作している
  • ノイズも音痩せも少ない

残念なところ

  • 電源線は全部裏通しにするはずが2箇所だけ表に出た
  • 幾つか2軍送りにしてしまわざるを得なかったので、90×45で作れば良かった

あとは2つ目のボードに空間系をセットする必要がある。

電車で持ち運ぶ方法も検討中。

エフェクターボードを自作しようとして、週1回数時間の作業を始めて早くも1ヶ月。これだけの手間をかけるなら買った方が賢かったような気もする。

今回のボードを組むのに使おうとしているLOOP BOXは

  • A/B LOOP or BYPASS (11cm×5.5cm)
  • A/B LOOP + 2 LOOP (10.5cm×12cm)

の2つで、高機能な分かさ張ってしまい、そのスイッチを中心に据えたセッティングしかできない。

結局メインのボードには歪みとモジュレーション系まで載せて、サブの小さいボードに空間系を置くことにしたので、サブボード用に空間系バイパス用の 1 LOOPのLoop BOXが必要になった。

スペースに全く余裕がなく、既製品では入らないので極小LOOP BOXを自作することにした。

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加工していてわかったが、800×400×9mm のベニヤ板の四方の角にゴム足をつけて中央を浮かせると、ベコベコ凹むほど弱い。最低限15mm厚の板にすべきだった。妙なところでケチってはならない。

補強のために材料を追加せざるを得なくなった。

■追加の材料

  • ゴム足 (11個使用。4個294円×3組)
  • アルミチャンネル (12×12×1000mm×2個。800mm, 200mmに切断して使用)
  • プラスチックスペーサー(8個105円×2組)
  • ステップル(U字釘。80個くらいで210円)

この他、使ってみたら工具が色々と刃が折れていたり、曲がっていたり壊れていたので新調した。

  • 丸やすり (630円)
  • 平やすり (730円)
  • 三ツ目錐 3φ (294円)
  • ネズミ錐 6φ (294円)
  • ボードドリル 8φ (1200円)

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最低限80cm×40cmのボードを組む必要があり、そのサイズの既製品だとCAJの5万円のになってしまうので自作する事にした。

■材料

  • シナベニヤ800×400×9mm (1200円)
  • 家具用取っ手 (336円×2個)
  • 下地用防水壁紙1200×400 (720円)
  • 結束帯(黒) 30cm×30本 (650円)

塗装の関係でマジックテープを貼りたくないエフェクターがあるので、ボードに穴を開けて結束帯で留める。

音声系は表に、電源系は穴を開けてボード裏に回す。裏を通す線が多いのでゴム足を8個つけて浮かせる。

材料を買い、さあ作るかと思ったらキリの先が折れていた。

先の折れたキリを使うと、取っ手取り付け穴を1つ開けるのに10分以上かかる。

作業不能につき取っ手一つだけ付けて日曜終了。

配置予定場所だけ確認してみた。

今日はキリかドリルと5mmフリンジナットを買う。

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7月初めにケビンシールズ御大の演奏映像を見て、Effector 13のTruly Beautiful Disasterを注文してから早くも2ヶ月、どうもTBDは本家DEVI EVERでも現在の製造元のOohLaLaでも廃番になったらしく、最後に数個だけ追加で作ってもらえることになったとのこと。

そんなロットなので「TBDはいつ届くのか?」と問い合わせると「To Be Delivered」とよくわからない返事をされ続ける日々も終わり、よりによって防災記念日に災害ファズが到着した。

7個だけ作られた、今のところ最後のロットの7番目。文字通りOohLaLa製TBDの最後の1台。

ウーララのメーカーサインと、通算シリアルナンバー358がある。

世界で358番目のオーナーというのは、この手のノイズ楽器にしては多いほうかも知れない。

ペダルは水色の、眼がロンパり気味のフェルトの縫いぐるみに入っていた。

出してみたところ。

筐体のペイントデザインは同じだけれど、スイッチやコントロールが従来のOohLaLaのレイアウト

http://www.oohlalamanufacturing.com/tbd.html

とは違い、DEVI EVER時代のレイアウト

http://www.2ndstaff.com/products/effector13/truly-beautiful-disaster.html

と同じに戻っている。

筐体は例によってJason Myroldのペイント。

早速演奏動画を撮って載せようかと思ったけれど、困ったことに1時間やそこらでは全く使いこなせずなかなか音が出ない。「思ったような音が出ない」ではなくて、「発振音しか出ない」か「ブチブチしたクリックノイズしか出ない」というレベルなので、かなり研究が必要そう。

当面は、誰かが弾いているこのデモ動画くらいまで音作りが出来ることを目指そうと思う。先は長そうだ。頭が3回くらい狂わなければ無理かもしれない。

彼が「どうしたらいいのかわからない」と電話してきて、あまりにも憔悴しきっていた。
たまたま目の前にいたので、急いで半分廃屋のような彼の一戸建てに入った。
湿った暑さの篭る部屋で、彼の目は血走り、上下のまぶたは殴られたのか泣き腫らしたのか真っ黒だった。
台所のまな板には捌きかけの大きな魚の頭と胴が切り離された状態で置かれ、残暑の中放置されていたからか、少し腐臭がしていた。
彼がどうしようどうしようと半狂乱でめくった座敷に敷かれた布団の中には、目と口を見開き泡を吹いている彼の母がいた。
何やってんだ、早く警察と救急車!と叫び、僕は電話を取った。「火事ですか、救急ですか」と問い掛ける電話の向こうの声を聞いている間に、凄まじい嘔吐をして彼の母の呼吸と脈は止まった。救急車はなかなか来ない。また間に合わなかったと、ただ空しく、全てが虚しく思えた。

ユトリロと聞けば、モンマルトルの丘の白い風景を思い浮かべ、高尚な気持ちで心の安定を得る方もあるかも知れない。

僕が思うところでは、まっすぐな道の両側に灰色の同じような高さの古い団地が遠方の消失点に向かって続き、冬の曇り空がそれに蓋をして薄暗く、足元の排水溝には浅い水に溺れ死んだ魚がぷかぷかと浮き、無表情に同じ顔をした奴隷達はそれを気にする事もなく踏み潰して歩く。

なぜそんな風景を想像するのか、理由は知らない。所詮、人の感性はばらばらで、同じ言葉を発しても決してわかりあえることはなく、間違った努力で無理に理解を強制しても、お互い不幸せになるだけだ。

生きている限り後悔や反省を繰り返すようなそういう人間なので、まずは世迷い事は独り言にするとして。白い壁に白い漆喰で模様を描いて、こっそりとその凶々しさに自省しなければならない。

僕の文章や歌の中で登場人物が悩み苦しみ、時には死んでしまうのは致し方なく、別に露悪趣味でやっているわけでもないので、そういうのに興味がある方にだけ届くように表現は注意しようと思う。

それでも、わがままだとは思いますが、年に一度くらいは負のオーラを全力で表に出す日を許してください。申し訳ありません。

今週末に両親が上京してきて、12年ぶりに住んでいる室内を見られる事になった。

両親は高度成長期の中、20代半ばで結婚し、すぐに一戸建てを手に入れ、30歳までに子供を二人作り、後々大学までやりつつも40代半ばで住宅ローンを完済した。いわゆる中流家庭からスタートし、相当の努力をしたのだと思う。

30代半ばにして車を買った事もなく、横浜の築35年の賃貸2DKに住む長男夫婦を両親はどんな思いで見るのだろうか。

親世代では当たり前だった事が実現できていない体たらくを、冷静に客観的に受け止めてくれるだろうか。

立派な家財道具や生活基盤にではなく、楽器を中心に投資した僕のこの15年を、親が僕に期待し投資した成果物として許してもらえるだろうか。

恥の意識の強い両親なので、こんなところに住ませるのは嫁の実家に失礼だ、お前には一家の大黒柱としての自覚が足らない等と言いかねない。

自分の信念に基づく行動の結果だから何を言われても仕方ないとは言え、軽蔑も叱咤もなく穏便に終わってくれと願わずにはいられない。

思うところがあり近々に転職しようとしていたのですが、数年かかる治療のため、一旦全ての動きを中止撤回したのでご報告します。

今回はあちらこちらからお声をかけていただき、様々な所に散らばった学生時代の人脈等も頼らせていただきましたが、結局ご尽力を形にしてお返しすることが出来ず申し訳ありませんでした。

昨年末、食事が取りにくいほど顎の関節が痛い事があり、睡眠の品質も悪化してきていました。去年の12月に歯医者に行ったところ口が18mmしか開かなかったので、顎関節症の治療を始めました。スプリントと呼ばれるマウスピースをはめたり、関節円盤を移動させる処置をするなどして半年ほど治療していました。口はある程度開くようにはなったものの、顎の位置が変わり噛み合わせが悪化して、気分や体調が悪くなった旨伝えたところ、7月から口腔外科から矯正歯科に移ることになり、このほど治療計画が示されました。まだ治療開始の決断はしていませんが、今後のおおまかな予定は、

  • 1年~1年半かけて鶴見大学附属病院に通い歯列矯正を行う
  • 矯正がある程度進捗したら横浜労災病院で下顎の位置を移動させる手術を行う
  • 手術後、半年~1年半かけて鶴見大学に通院し最終矯正を行う

ということで、半月程度の入院や数ヶ月固いものが食べられない生活を送りつつ、全治は約3年というところでしょうか。

顎の破壊的再構築といった感じで、下顎の骨を両側で切り、適切な場所に移動させて、上顎と下顎の歯を矯正のワイヤー同士で縛り、閉じたまま数週間固定するんだそうです。経験者は死ぬほど痛いと言うそうですが痛みには強いので大丈夫でしょう。EINSTURZENDE NEIBAUTEN と MATMOS でも聞いて頑張ります。

顎の治療がこんな大事になるとは思っていなかったので、健康で文化的な最低限の生活を40歳頃にも送ることができるように早めにステップアップしようとしていたのですが、完治してからになりそうです。

32歳の今ジャンプしようとするのと35歳で同じ事をするのでは、後者ではとんでもないパワーが必要になるのは知っています。しかし顎の歪みのような不安箇所は治しておいた方が、真に歯を食いしばらなければならない時にちゃんと食いしばる事が出来て、結果としては最善なのではないかと思っています。

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