affaires - 業務: 2004年4月アーカイブ

今日もスケジューリングがうまく行かず、今週二度目の二徹だ。

例によってうさこ社長も忙しいようだ。
うさこ社長はどれほど忙しくてもほとんど徹夜はしていないようだけれど、それはやっぱり本人が自負しているようにディレクション能力に長けているんだろうと思う。日記で見てわかる分だけでも僕よりも全然仕事量が多いのによくもまあ回るなと。

それに引き換え僕はその辺りがからきし駄目だ。いつもナイフエッジ状態でスケジュールを組んでいるから、今週みたいに先週の納品物が原因不明のバグだらけだったりすると途端に徹夜だらけになる。二徹目からは成果物のクオリティが一気に下がるのであと5時間で締め切りの物件はおそらく大惨事で、来週もまた大変なんだろう。連休でもあれば締め切りの線引きをごまかせるのだけれど、今回は初めから深夜も土日も線が引かれているからあまり意味はないんだろうな。

複数のタスクを一人で同時に回すのは社会人なら当たり前だろうけれど、それぞれの顧客に対して納期をずらせないスケジューリングというのはどうなんだろう。

ちなみに、僕のスケジュールはだいたいいつも下記のような形になっている。

  • 物件1 - 工数 5人日 - 4/1 着手 - 4/5 納期
  • 物件2 - 工数 10人日 - 4/1 着手 - 4/12 納期
  • 物件3 - 工数 5人日 - 4/8 着手 - 4/12 納期
  • 物件4 - 工数 0.5人月 - 4/15 着手 - 4/30 納期
  • 物件5 - 工数 1人月 - 4/1 着手 - 4/30 納期

全部納品先が別なので、それぞれの顧客の目には全く普通のスケジュールに映るが、実際には 4 月中に営業日 21 日に対して約 50 人日の工数をこなす必要がある。うちの会社は一人一人が全員この状態である。この場合、8 時間/日 勤務を基準として計算すると 400 時間。土日祝も休まず 30 日フルに使って 1 日あたり 13 時間 20 分。実はこの程度ならどうってことはないのだけれど、これに「大至急」の修正作業が重なってくると労働時間はあっという間に 20 時間/日 を超える。

初めからスケジュールを緩めにとっておけば良いではないかと言われるかも知れないが、およそ元請から丸投げされてくる段階で、要求仕様が未定で作成中にどこまでも膨らむにもかかわらず、なぜか予算の限度と納期だけは既に決まっていることが多い。それに輪をかけて、僕には既に担当している別物件があるので納期を長く取りたいという訴えや、プロジェクトへの人員追加の稟議は元請の都合により却下されることが多い。

こういった問題は外注をやっている以上どのクライアントにも共通に存在し、ある意味諦めるしかないことだと思っている。(参照: 真・コンピュータ用語辞典外注」の項、および「システム開発」の項)
うさこ社長や他の下請けベンチャーの SE は納期問題をどうやって解決しているのだろう。もしかして、僕の周りのこの常識は世界の非常識なのだろうか。

3月・4月は全国的に異動だらけだ。僕の周りでも、高校時代から卒業して現在に至るまでずっとお世話になっていた恩師が母校を離れたので、先日、10 世代に亘る OB が集合して送別会を行ったりした。

友人であるところのハナイ氏も 3 月末で職場を離れられたという。全然知らなかった。最近不幸があったこともあり、僕よりも更にミッションクリティカルな現場を渡り歩いて来ていたハナイ氏の緊張の糸はいつまで持つのだろうかとかねてから心配していたのだが、どうも糸が切れたような種類の退職ではないようだ。これまでやってた事にも外部から関わり続けることになるということだから、ちょうど僕と同じようなものだろうか。僕の場合は、去年会社が潰れた後に個人として外注を請け負い、新しい会社に入ってからもその仕事を引き続き行っているので、仕事の内容自体は 4 年目もほとんど変わっていない。

今の会社の人には失礼だとは思うが、僕は今の業務のみに埋もれて一生を終えるつもりはない。学生時代から変わらず、あくまで起業のための資金と人脈の準備期間と捉えている。このままの仕事を続ければ早晩死んでしまうだろうし、急がなくてはならない。まずは、今夜中に 3 月末が締め切りだった仕事を全部終わらせることから始めようか。

相変わらず昼に夜を継ぎ、次の夜に昼を継いで仕事を進める。仕事が普段より特に多いわけでもなく、一時期と比べれば寧ろ負荷は減っているはずだけれど、とにかく能率が悪い。

最近は 30 時間ほど作業した後に 2 ~ 4 時間睡眠を取ることが多い。眠いタイミングが昼間に入ると、ほとんど何も作業が進まない。寝ているわけにもいかないのでパソコンの前に座っているが、かろうじて電話の応対のための作業が出来ている程度だ。周期のない生活は、社会人としていかがなものか。

能率が上がらないのは睡眠不足のせいだけではないと思う。さっきまでかなり時間をかけて友人に話を聞いてもらったおかげでだいぶ今の自分を客観視できたように思うが、どうしてこうも理屈では割り切れないことばかりなのだろう。そして今のところ、僕が悩んで悩んで出した結論は、結局僕を幸せにしていないし僕の為にはなっていないのだ。僕に足りないのは決断力と勇気、そして強い意志だと思う。重大な分岐点でそれを使わず流されてきた以上、次の分岐を待つしかない。それまでは、本来のコースに戻る方法を考えるか、このまま流されるかを考えていればいい。

あるいは、変に考えることをやめて、もっと仕事に溺れてしまえばいいんだろう。預金の残高が増えていくだけでも、今はそれなりに幸せだし。

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