2005年2月アーカイブ

最近どこを歩いていても下水の臭いがする。
きっと僕の口臭なのだと思い、何度もイソジンで嗽をする。
喉を切り取って洗えればいいのに。

刃物を探してもない。ツナ缶の蓋を空けて切る。
すっきりとした空気。これを吸うのは何年ぶりだろう。
そのまま眠ってしまえればいいのに。

僕がどこにも行かないとして、横には白血病の少女が寝てるとして、あとは一緒に焼いてもらった灰をあの海に撒いてもらえればそれで幸せなんじゃないのかな。

例えば希望年収があるとして、どれだけ頑張っても、どこの会社に行ってもある程度のところで頭打ちだとする。そう言う時にはみんないつかは納得して諦めてしまう。自分はこんなもんなのだろうなと思ったり、月曜朝の京浜東北線に飛び込んだり。

でも、こと恋愛に関してはなんだって誰でも諦めが悪いんだろう。
自分も含め、一瞬でも幸せだった時のことを思い出して、お互い生きてる間にもっと仲良くしたいだとか思う。迷惑かもしれないし、そうそう叶うはずもないんだけど。

身近な誰かを探せばいいんだろうけど、あれほど仲良くできるとわかっている人の方を向くのを辞めるのは、ほんとに前向きと言うんだろうか。身体の距離が遠かったり、心の距離が遠かったり、相変わらずうまくは行かないみたいだ。

うちは追い焚き風呂なのだが、疲れて帰って風呂に入ろうと思ったら、風呂釜が爆発して浴槽内が丸焦げだった。

……最近ちょっと運が悪すぎはしないか。

入社一ヶ月を目前にして早くも遅刻。
昨夜の地震で目が冴えたのに無理やり二度寝したのが失敗だった。

給料って、どこにアピールすれば上がるんだろうか。

三連休の過ごし方が寝てばかりというのもどうかと思う。
起きている時間にも掃除と料理しかしていない。
誰とも遊びに行かなかったし、さっきもらった電話にも出られなかった。

そんなに疲れているわけでもないと思うのだけれど、人はこうやって擦り切れて行くんだろうか。呪いのように髪の毛が散らかった床を拭きながらそんなことを考える。

自転車を見つめて、どうしても走りそうにないように思えて悩む。
鶏肉を買おうとして、しばらく見つめているととても食えそうに思えなくて逃げる。
自分の顔を鏡に映して眺める。どうしてもこんなのが自分ではないように思える。

ちょっと駄目なのかもしれない。

原罪

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>汝らは白塗りの墓に似て外観は斯くも美しい
>然し内側は死人の骨とあらゆる穢れに満ち満ちている
--マタイによる福音

2000年前から判りきっていたこと。結局どうしようもないのだろうな。

刑務所の中の方が暮らしやすい時代。
頭の中に仕掛けられた爆弾の信管が飛ぶ日も知らず、砂の城を無駄に築く努力ばかり。
僕らが生まれてきたことに理由がないのと同じように、僕らが生きた証なども何もない。

We know the country made another change to our tribe
You know the only thing we could do was wasting the boring day

We know nothing will be brought by living such a life
You know it is not of use anyway

Hey, Let us go wandering those dark caves
With piles of bones, I'd be blown out by your trends

Soon you'll forget me who drown in the waves
I would say "goodbye, so long" to my friends

僕より10歳ほど若い彼の行動を見て、今更ながら自分が昔取っていた行動が周りに与えていた痛さを思い知る。

でも今だって、本質的に何が変わったと言えるのだろうか。僕は誰かに相手にされたがっていて、何かと評価されたがっている。

部屋に入ったらその瞬間から違いを感じさせられるようにでもならなければ、きっと何も変わりはしない。そうなるまでは、やはり走り続けるしかないのだろう。きっと。

半分忘れたはずの顔をたまに思い出す時もある。
そんな時には微笑んでくれていたことと、ただ楽しかったことしか思い出せない。
どうして一緒にいた頃、もっと仲良く出来なかったんだろうね。

僕らは何年か同じ方向を見て過ごしてきて、そしていつの間にかお互いの姿が見えなくなった。僕らはとても目が悪くて、周りに描かれた小さな円の外は見えないんだと思う。遠くから走ってきて、たまたまぶつかってくっついたり、そのまま突き抜けてったり。似たような方向に歩きながら出会ったら、しばらく並んで歩いてみたり。まだその辺にいるのかも知れないんだよね。たまに光の射すほうを横切ったら、何か違和感を覚えるのかもしれない。でもきっと気のせいなんだと思う。

何度眠っても三つ数えたら目が覚める。昨日の夢で添い寝していてくれたのは誰だったのかな。暖かい毛布が欲しい。多分、今はもうそれだけで幸せなんだと思う。