新CCCD技術

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今朝読んでぎょっとしたニュースに okatch 氏も触れていたのでちょっと思うところを書く。

予想通りと言うか何と言うか……。
勝手に複数の超高周波倍音を追加することで、それを録音する際に例えばデジタル録音機器なら、サンプリング周波数との間でうなりやクラックルノイズを発生させる。アナログ録音機器であっても、録音時の周波数特性が非線形となくなることを利用してノイズを発生させるのであろう。すなわち、単純に曲の中で意図的に超高域を鳴らしているだけでうなりが発生すると予測される。この手の技術にありがちなものとして、そのうなりは人間の耳で聴いて原音との違いがわかるレベルの影響を与えてしまうことだろう。

また、この技術はアンプとかエンクロージャーが完全に線形な増幅を行っていることを前提としているけれど、単に購入した CD を自宅のオーディオで再生している場合でも、再生機器に非線形な増幅回路があった場合、元々の音楽と超高周波が振幅変調されてしまうのではないか。
そして、現実の民生用のオーディオ回路には多かれ少なかれ非線形歪みが無視できないレベルで存在する。

恐らくストラヴィンスキーの「春の祭典」に代表されるような、使用されている音の帯域が広い多くのクラシック曲が音質劣化等の悪影響を受けるはずだ。また、僕の曲には意図的に可聴域の限界付近の音を鳴らしているものがあるので、自分のCDには適用したくはない。

結局この手の技術は原音を破壊するもので、周波数帯域の狭いポップミュージック辺りでしか有効に活用され得ないのではないか。電車の中なんかで、ポータブルCDで音割れした音を聞いている場合や、単にそれっぽいアイドルが歌っていればいい人たちなどの耳には害はないのかもしれない。
真っ当なオーディオを持っている人ほど不利益を被るのはいかがなものか。

僕はこんな技術が世に出るくらいなら、いっその事CDとドングルをセットで販売してもらい、そのドングルをセットしたオーディオ機器ではないと再生されないような規格のオーディオ媒体の実現を望む。

(追記)
CNET Japan でも言及されていた。

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僕は高周波が聞こえる人なので、こんなもん導入されたらCD聞けなくなります。マジで勘弁していただきたく。

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このページは、xanaが2004年2月 5日 17:15に書いたブログ記事です。

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