魔法を信じるほどの信念

先日、来年の11月で弟が望んで魔法使いになると知る。彼は既に浮世の全てに対する関わりから一段身を退いているので、恐らく恙無く実現出来るだろう。確固たる信念を持ち続けられる事はその内容のに係わらず素晴らしい事だと思う。僕には真似できない。

そのくらいの信念を持ち続けて努力し続ければ、僕にとっては都市伝説でしかない、人間的な範囲で普通に働けば安定した充分な収入が得られる生活に辿り着けたりするのだろうか。

僕は何かやりたいと思う事やほしいと思う物が出来た時、その気持ちが強いほど、それはやってはいけない事ではないか、手に入れてはならない物ではないか、これは悪い欲求なのではないかという自己嫌悪のような物に苛まれる。誰も駄目だと言っていないのに。周りの人には迷惑でしょうがないだろうが、よほど強く肯定してもらえないと先に踏み出せていない。

気付いてはいたけれど、ここ数日で再認識した。なぜこんなに朝から気分が優れないのか。自信がない。とにかく何もかも全然足りない。届かないかも知れない。