完徹3日目

眠剤を飲まなければ起きていられるとは言え、今夜も徹夜になるとまた幻覚を見ることになるのだろう。一応半分ほど仕事の目処は立ったのだけれど、また仕様変更が来るようだ。いつになったら徹夜は終わって、いつになったらまともな生活に帰れるんだろう。
顔の筋肉が痙攣しているので呂律が回らないし、そろそろ妙な感情の爆発も薬では誤魔化せなくなってきた。こんなことでは駄目だ。
こんな仕事を選んだ自分と、これほどまでにこの業務に対する能力の衰えた自分を恨む。